入れ歯治療について
失った歯の機能を補う治療の選択肢としては、隣接する歯を削って連結した歯を装着する「ブリッジ治療」、手術で人工歯根を埋め込む「インプラント治療」、そして取り外しが可能な「入れ歯治療」があります。
歯を失ったままの状態にしていると、噛み合っていた歯が伸びてきたり、隣の歯が傾いてくるなど、お口全体の歯並びや噛み合わせのバランスに影響を及ぼしてしまいます。それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、ご自身に適した治療方法を選択することが大切です。
失った歯の機能を補う治療の選択肢としては、隣接する歯を削って連結した歯を装着する「ブリッジ治療」、手術で人工歯根を埋め込む「インプラント治療」、そして取り外しが可能な「入れ歯治療」があります。
歯を失ったままの状態にしていると、噛み合っていた歯が伸びてきたり、隣の歯が傾いてくるなど、お口全体の歯並びや噛み合わせのバランスに影響を及ぼしてしまいます。それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、ご自身に適した治療方法を選択することが大切です。
近年、日本の入れ歯使用者数は約3千万人とも言われており、おおよそ4人に1人が入れ歯を使用している計算になります。
入れ歯は、毎日の食事や会話など大切なシーンで使用され、多くの方にとって日常生活を助けてくれる身近な存在となっています。
人は「笑顔」になると、ガン細胞などを攻撃するナチュラルキラー細胞を活性化させるホルモンを多く分泌すると言われています。患者さんの中には、自分に合った入れ歯をつけることで、笑顔にも自信が持てるようになり、表情が豊かになる方も多くいらっしゃいます。良い歯のある生活は、健康的で豊かな人生のきっかけにもつながるのです。
保険診療の入れ歯は、治療費を一部負担するだけで良いため、比較的安価に治療が可能です。治療期間もそれほど長くかからず、1本だけでなく数本失った場合でも1つの入れ歯で対応が可能です。また、入れ歯は取り外しができるため、お手入れも比較的簡単です。インプラント治療のように外科手術を行う必要もありません。
簡単に取り外すことができる分、隙間にものが挟まりやすい面もあるため、毎日の適切なメンテナンスが大切です。
入れ歯は大きく分けて、部分入れ歯(部分義歯)と総入れ歯(総義歯)に分類されます。
歯を失った部分に装着する取り外し式の入れ歯です。残っている歯にバネをかけて固定するため、入れ歯と残っている歯の適切なメンテナンスが必要です。
すべての歯を失った場合に装着する取り外し式の入れ歯です。近年の総入れ歯は、技術や材質も進歩しており、従来のものと比べて違和感や喋りづらさも軽減されています。部分入れ歯と同様に、こまめなメンテナンスが必要です。
二つの主な違いとしては、「保険診療」の入れ歯には材料と作製方法に制限があります。保険適用の入れ歯の材料はレジン(歯科用プラスチック)、部分入れ歯では、そこに金属のバネ(クラスプ)がついたものとなります。
一方で「自費診療」の入れ歯については材料や作製方法に制限がなく、幅広い選択肢の中からご自身に合う入れ歯を選ぶことができます。
入れ歯の使用後は、流水で汚れを洗い流してから入れ歯専用ブラシで丁寧に磨きましょう。この時、お口用の歯ブラシ・歯みがき粉で磨いてしまうと、目に見えない細かな傷がついてしまい、カビや雑菌が繁殖してしまうことがあります。
そのため、入れ歯は専用のブラシと専用のみがき剤でお手入れするようにしましょう。あわせて、入れ歯洗浄剤を使用すると、入れ歯の着色や臭いを落とし、除菌の効果も期待できます。
お口の中で使用する入れ歯は、いつも清潔な状態に保つことが重要です。毎日の適切なお手入れを続けることで、お口の健康を守っていきましょう。
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