よくある質問(Q & A)
Q. インプラントで噛めるように
なるにはどれくらい
かかりますか?
インプラントを埋入する骨の状態と、歯の場所によります。
骨の状態や歯の場所が良ければ、歯を抜いたその日に噛めるようになることも可能です。
しかし、多くの場合は、歯を抜いてから噛めるようになるまでに半年以上はかかります。
Q. インプラントを入れたら
一生もちますか?
一生もつ場合もあれば、もたない場合もあります。
インプラントが40年以上もった記録もありますが、1年程度でダメになってしまう場合もあります。
インプラントを長く使っていただくためには、歯磨きなどのケアが大切になってきます。
インプラントを入れたら、そのまま全く問題ない。ということにはなりません。
Q. インプラントの寿命は
どれくらいですか?
インプラントが40年以上もった記録もあります。
10年間の間での成功率は90%以上と言われておりますので、多くの方は最低でも10年はもつと考えることができると思います。
しかし、遺伝的に歯周病がすすみやすい方や、歯磨きが不十分な方の場合ですと、残念ですが、10年もたない場合もあります。
Q. インプラントができない
ケースはありますか?
あります。
お体の状態がすぐれない場合は、インプラントができないケースがあります。
具体的には、心臓が弱く手術に耐えられない方、糖尿病が安定していない方(HbA1c:7以上)、骨粗鬆症でビスフォスフォネート製剤などを長期に使用されている方などです。
インプラントを埋入する骨が著しく少ない場合には、インプラントの埋入が難しくなることもありますが、骨を増やす手術を追加で行うことで、インプラントを埋入できることがほとんどです。
Q. 金属アレルギーでも
インプラントはできますか?
できる可能性は非常に高いです。
インプラントはチタン製もしくは、チタン合金製でできており、この金属に対してのアレルギー反応は、全世界でほんの数例の報告があるのみです。
しかし、絶対に大丈夫と言い切れない部分はあります。
担当医の先生とよく相談し、万が一アレルギー反応が出てしまった場合についても相談しておくことをお勧めします。
また、インプラントの骨に埋入する部分ではなく、その上の部品の金属がアレルギーの原因になることもありますので、金属アレルギーをお持ちの場合は、自己判断するのではなく、担当医に申告ください。
Q. 歯ぎしりがひどい場合でも
インプラントしても
大丈夫ですか?
大丈夫です。
しかし、歯ぎしりはインプラント治療の成功率を下げる原因となります。
歯ぎしりがひどい方の場合は、インプラント治療後に、ナイトガードと呼ばれる、マウスピースを就寝中に使用していただくことをお願いしております。
あまりに強い歯ぎしりをそのままにしておくと、インプラントが耐えられずに、折れたり、脱落したりしてしまう可能性があります。
Q. インプラント治療について
説明を聞くことはできますか?
できます。
当院では、初診時に全体の検査などを行い、2回目のご来院時に検査結果をもとに、治療でできることやできないことなどをご説明させていただいております。
その際に、インプラントについてご説明することも可能です。
(初診時の検査費用と、2回目の来院時の費用は別途発生いたします。)
Q. インプラント治療は
どれくらいの治療期間ですか?
骨の状態などにもよりますが、多くの場合は半年から1年程度かかります。
骨の状態が不利な場合は、1年以上かかる場合もあります。
Q. インプラント1本入れるのに
どれくらいの費用が
かかりますか?
当院では、おおよそ50万円程度の費用がかかります。
骨を足す手術が追加で必要な場合は、別途追加費用が発生いたします。
Q. インプラント治療の
お支払い方法は
何がありますか?
現金、クレジットカード、その他各種の電子マネー、銀行振込、デンタルローンが可能です。デンタルローンにて、分割払いを承っております。
Q. インプラント治療後に
レントゲン撮影、CT検査、MRI
検査はしても問題ないですか?
問題ありません。
インプラントが入った状態でもMRIを撮影することは可能です。
CTもレントゲン検査も問題なく受けていただけます。
撮影の際は、念の為、担当医師にインプラントが入っていることをお伝えください。
Q. どんな歯の状態だと
インプラント治療が
おすすめですか?
一番お勧めなのは、初めて奥歯を失ってしまった場合です。
歯を多数失ってからインプラント治療をご検討される方も多いですが、手術は大掛かりになり、費用も高額になりがちです。
最初の1歯を抜くことになってしまった際に、インプラント治療を行うことで、その後、他の歯を守ることに繋がります。
また、残っている歯の歯周病治療を行い、状態が安定していることも大切です。
Q. インプラントは
取れたりしませんか?
取れたり、割れたりすることがあります。
インプラントも被せ物をしております。ごく稀に、被せ物が割れたり、取れてしまうことがあります。
その際は、被せ物のみのやり直しで治療できることがほとんどです。
Q. インプラントは
失敗することはありますか?
失敗しても治せますか?
うまくいかないことはあります。
インプラントの失敗の一つに、手術をして埋入したインプラントがうまく骨と結合しない場合があります。
その場合、インプラントの種類を変更して、もう一度手術をすることで成功する場合があります。
また、喫煙をされている場合は、成功率が下がります。
Q. インプラント治療に
年齢制限はありますか?
あります。ご高齢の方の場合、糖尿病などが安定していれば何歳でもインプラント治療は可能です。
私の知る限りでは92歳で手術を受けられた方もいらっしゃいます。
また、若い方ですと、骨格の成長が落ち着く20歳以上が一つの目安です。
しかし、成長は個人差もあり25歳頃まで成長が続く方もいらっしゃいますので、よくご相談した上で、手術の可否を検討いたします。
Q. インプラントは差し歯や
入れ歯となにが違いますか?
インプラントは差し歯(ブリッジ)や、入れ歯と比べて、手術が必要になります。
しかし、他の歯への負担を減らすことができます。
※横にスクロールできます
種類 | 体への負担 | 他の歯への負担 | 使い勝手 |
---|---|---|---|
インプラント | △ (手術が必要) |
◎ (他の歯の負担はない) |
◎ (天然の歯とほとんど 変わらない) |
差し歯 (ブリッジ) |
○ (歯を削る 必要がある) |
△ (土台となる歯に負担が かかる) |
○ (歯磨きの際に、 歯間ブラシが必要になる) |
入れ歯 (義歯) |
◎ (ごくわずかに歯を 削るだけ) |
△ (バネがかかる歯に 負担がかかる) |
△ (異物感がある) |
Q. インプラント治療は
医療費控除の対象に
なりますか?
医療費控除の対象になります。
課税所得が、年間195万円以上の方は、医療費控除を申請することで還付を受けることができます。
国税庁ホームページ:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1128.htm
神奈川県歯科医師会ホームページ:https://www.dent-kng.or.jp/colum/basic/2680/
Q. インプラント手術は
入院する必要がありますか?
入院の必要はありません。
しかし、手術への恐怖心の強い方は静脈内鎮静法という方法を行います。
こちらは、点滴などで薬剤を流し、眠った状態で手術を行う方法です。
手術後に薬剤の影響が半日程度残りますので、車の運転や、重要な契約を伴うお仕事などは1日程度控えていただく必要があります。
Q. 定期検診はどれくらいの
頻度で行けば良いですか?
インプラント治療後、1年間は3ヶ月に1回程度をお願いしております。
インプラント治療後の被せ物が取れたり、インプラント周囲炎が起きるリスクは、最初の1年間が高く、1年経過後は、リスクが低くなると学会などでも報告されています。
しかし、安定していても3ヶ月~6ヶ月に1回の定期検診をおすすめいたします。
Q. インプラントの見た目は
自然ですか?
多くの場合、限りなく自然な状態に近づけることができますが、骨の状態や、歯を失ったときの状態によっては、自然な状態にできないこともあります。
そのような場合は、インプラントの形を工夫するなどして、見た目のカモフラージュを行います。
また、自然な状態に近づけるために、インプラントを埋入する他に、骨を足したり、歯茎の状態を修正する手術が追加で必要になる場合があります。
患者様の満足度調査を
実施しております。
少しでも患者様にとってより良い⻭科医療を提供するため、第三者機となるNPO法人 日本⻭科医療評価機構関に依頼をし、「インプラント」について患者様の満足度調査を行っています。 率直なご意見をいただき、改善すべき点は真摯に受け止めていきたいと思っております。当院には患者様の個人情報は一切伝えられませんので、是非、暖かいお言葉、おしかりのお言葉、たくさんお寄せ下さい。 NPO法人 日本⻭科医療評価機構の調査結果は以下バナーよりご確認ください。
※日本⻭科医療評価機構とは
日本⻭科医療評価機構は、ネットで⻭医者を検索してみたが、どこに行けばいいか分からない、診療時間や場所のメリットだけではなく、本当に信頼して通える⻭医者を探したい、そんな患者様のために本当に信頼して通える⻭科医院を評価・認定することを目的した組織です。